画面サイズ: 2.35:1
ジャンル: DVD
レーベル: 日活
メーカー: 日活
ディスク枚数: 1
出版社: 日活
リージョンコード: 2
時間: 123
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レビュー
1980年、北朝鮮国籍イム(ハン・ソッキュ)が韓国へ亡命してきた。しかし、実は彼の正体は北朝鮮の二重スパイであり、やがて彼はラジオDJのユン(コ・ソヨン)と接触。彼女もまた北のスパイであり、やがてふたりはお互い惹かれあっていくが、そんな折、先に韓国に潜入していた北朝鮮スパイグループが、自分たちの作戦失敗をすべてイムに押し着せたことから、彼は北と南の双方から終われる羽目になってしまう……。
朝鮮半島南北分断の悲劇をエンタテインメントの形で訴えたスパイ映画の秀作。現在もまったく解決のめどがたってない問題が根底に流れているだけに、作品全体の緊迫感はただ事ではなく、決して派手ではないものの息をもつかせぬ面白さを観客に見せ付けつつ、改めて問題の深刻さを痛感させるとともに、今や他人事ではない隣国との関係性を考えさせられる。ラブストーリー部分のロマンティシズム性もまずまず。(的田也寸志)
カスタマーレビュー
惜しい作品(革命VS恋愛)




南北朝鮮の現実を、スパイという立場から描く一連の韓国映画の中で、静かにその悲しみを描く本作品は見ごたえのある力作だろう。
しかし、主人公イム・ビョンホの人物的な背景が一切出てこないことが、この映画本来のテーマを曖昧にしているように思う。祖国・北朝鮮の命令に命を捧げるスパイであると同時に、その祖国からも追われる運命になるイム・ビョンホの葛藤と苦悩があまりにあっさりとし過ぎており、またそのことが、同志であり恋人であるスミとの恋愛の意味を薄くしているように思う。
祖国への忠誠が恋愛によって「簡単」に、覆ってしまうように観えるのは、「革命」思想の絶対化とは逆の意味で、「恋愛」イデオロギーの安易な称揚になってしまっているようだ。
その点が何とも惜しまれる映画である。
朝鮮半島で生きることが可能か。




韓国映画。
抜群に面白い。
ハンソッキョが主演。
最後は残酷である。
朝鮮の悲劇か




このような二つに引き裂かれた朝鮮の悲劇を知るたびに、もしも日本も南が米国、北がソビエトと分割されていたらとゾッとしてしまう。その事実を悲恋という味付けで見せている秀作。だが、突然ブラジルで変な現地人に射殺されてしまう結末はいただけない。
ラストシーンが・・・




元祖・韓流といった感じの映画。作品自体の質は、それほど悪くないと思う。
主演のハン・ソッキュの熟練された演技もすばらしい☆☆☆
ストーリーの流れも、史実に裏打ちされた北と南の物語が忠実に描かれているのだろう。
だが・・・
どうも、全般的に暗すぎる。
シュリのように、北と南の世情以外にも、
恋愛・家族愛・友情といった‘何か’を描き出していればもっと違った作品になったと思う。
タイトルもダメ!!
特に、原題はともかく日本公開でこのタイトル打たれてもちょっと。
そして、極めつけはラストシーン。
ラストシーンがすべてを決定付けているのかも。
ともかく、この映画には‘愛’がないのだ!!
救いがない。希望もない。夢もない。
そんな感想を持ってしまった。
作品の質は悪くない。
でも、映画を見た後に何も残らない。
きっと‘愛’がないから・・・
ただただ胸やけした気持ちが残る。
非常に残念な作品だ。
ハンソッキュ、彼は韓国映画の品質保証印




韓国映画の底力を思い知らされる傑作でした。日本で同様な雰囲気を持つ「KT」「スパイゾルゲ」と比べると、あまりの力量の差に愕然とします。ここ10年で若手監督から中堅監督が飛躍的に演出力を付けてきている韓国映画の力を感じることの出来る本作です。韓国四天王のようなイケメン俳優の作品に魅了されるのも韓国映画の一つの楽しみですが、そんな俳優とは別の地平に位置するハンソッキュのような本格派韓国人俳優の魅力に触れたい方には、是非お薦めの一作です。僕はこんな韓国映画が好きで10年以上韓国映画を追いかけています。